こんにちは。トレーズです。
お風呂がダイエットに良いと言われたこともあり、一時期半身浴ダイエットなども流行りましたよね。
でも実は、お風呂自体にダイエット効果はなく、むしろ冬場はヒートショックの方が問題です。
今回は、お風呂の本当の効果やヒートショックを防ぐ方法などご紹介します!^^
お風呂の入り方を間違えるとこうなる!
まず先に言っておきますが、お風呂にはダイエット効果はありません。
むしろ間違った方法で入浴すると、健康被害やヒートショックなどが起こる可能性があるため、まずは間違った入浴法になっていないかチェックしてみましょう。
NG①42度以上のお風呂は危険?
熱いお風呂が好きな方も多いと思いますが、実は42度以上のお風呂はNGです。
また、熱すぎるお風呂に入ると血液の粘土が上がり、どろどろの血液になります。
すると、血栓ができやすくなり、ヒートショックにつながってしまうんですね。
お風呂は寒い冬に温度を上げたくなりますが、くれぐれも42度を超えないように温度設定をしてください。
NG②汗をかくのはダイエットにならない
熱いお風呂に入ったり、サウナに入ったりすると、汗をかくのでダイエット効果が期待できるように感じます。
ただ、汗をかくだけでは水分が減るだけでダイエット効果は得られません。
運動でかく汗は、脂肪燃焼のために体を動かすことで、体温が上がり、それで汗をかきます。
対して、お風呂でかく汗は、お湯から受け取った熱量によって汗をかくのがまず違いです。
お風呂に入ってリラックスすれば、ダイエットにも効果はないとは言い切れませんが、お風呂に入るだけでダイエットは無理と思ってください。
NG③半身浴では痩せない
よくダイエットのためにと半身浴を1時間続ける方もいます。
ただ、結論から言ってしまえば、半身浴よりも全身浴の方がダイエット効果は高いです。
全身浴の方がダイエット効果が高い理由は、血行が良くなり、冷えの解消につながるからです。
またお湯の量が増えるほど、体にかかる水圧が高くなるので、むくみの解消にもつながります。
ダイエット効果よりもヒートショックに注意!
お風呂場では、ダイエット効果を高めたい気持ちもわかりますが、冬場はそれよりもヒートショックに注意が必要です。
ヒートショックは、10度以上の気温差があると起きやすく、その意味では寒い冬にお風呂に入ることもヒートショックが起きやすい状態です。
以下に、お風呂場でのヒートショック対策をいくつかご紹介します。
ヒートショックを防ぐなら気を付けたいこと
- 浴室を温めておく
お風呂場でのヒートショックを防ぎたいなら、まずお湯を張る段階から浴室を温めておきましょう。
もし可能なら、浴室暖房機を設置し、事前にスイッチをオンにしておけばヒートショックも防げます。
設備がない場合は、シャワーを使って浴室を温めるなど気温差が生じないようにしてみてください。 - 脱衣所を温めておく
お風呂に入る前の服を脱ぐ段階でもヒートショックは起きやすいです。
市販されている電気温風機なども活用して、気温差が開かないようにするのもヒートショック対策のひとつです。 - 41度以下のお風呂に10~15分浸かる
お風呂のお湯を上げることが多いと、血圧が急激に上がり、ヒートショックが起きやすくなります。
また長くお風呂に入るのもよくないので、半身浴で1時間ダイエットなどをしている方は気を付けてください。 - お湯をかけてから入る
いきなり浴槽につかるとどうしても温度差でヒートショックが起きやすくなります。
なので、まずは体にお湯をかけてから、入ると温度差が発生せず、いきなりの血圧上昇も防げます。
まずは体温をお湯の温度に慣らしてから入るようにするのがおすすめです。 - 水分補給を忘れない
お風呂に入ると汗をかくので、ヒートショックも怖いですが、脱水症状も怖いですよね。
お風呂でも熱中症にかかる可能性はあるので、入る前後に水分補給は欠かせません。
水道水やミネラルウォーターなどもおすすめですが、麦茶など体に優しい飲み物であればなんでもOKです。
また、飲酒をした場合はアルコールが抜けるまでお風呂に入るのは避けましょう。
冬に起きやすいヒートショックを防ぐためにも、間違った入浴法にならないことが大切です。
ダイエットのためにと半身浴をしている方は、全身浴よりもヒートショックの危険性が高まる点には注意してくださいね。
ダイエット効果はないけどお風呂はよいもの
それでは、お風呂にはダイエット効果がないとされる理由や、間違った入浴法の種類、冬場に起きやすいヒートショックへの対策などご紹介してみました。
むしろ、半身浴はヒートショックが起きやすく危険です。
ただ、お風呂自体にダイエット効果はないとしても、お風呂につかると健康効果はあります。
お風呂はストレス発散などに利用し、くれぐれもダイエット効果を過信しないように気を付けてみてくださいね。^^