スロージョギングとLSDは違うもの?
こんにちは。トレーズです。
スロージョギングってご存知ですか?
ジョギングがスローということは、ゆっくりジョギングすること?と連想できますが、実は厳密にはスロージョギングとLSDは違うものなんです。
ダイエットにはスロージョギングがおすすめなんて言われていますが、実際に効果を上げるには正しいやり方を知らないといけません。
今回は、スロージョギングとLSDの違い、スロージョギングの正しいやり方や効果などご紹介します!
スロージョギングの効果を上げるにはLSDも大事?
LSDは聞きなれない言葉ですが「Long Slow Distance」の略で、ゆっくりと長い距離を走るトレーニング方法を指します。
マラソンなども、一種のLSDと言えます。
ただ、勘違いされる方も多いのですが、トレーニングだからと「1㎞を○分ペースで走る」トレーニングと思っている人も多いです。
LSDは、ペーストは余り関係なく、とにかく走り方を重視するトレーニング方法。
では、LSDの正しい走り方はというと、足で地面をキックする走り方ではなく、体が前に倒れる慣性を利用して走ります。
ポイントは、体の力を抜き、体の重心が前に倒れるのを意識して、前へと移動するようにします。
簡単に言ってしまえば、おへその少し下あたりが前へと引っ張られるようなイメージです。
LSDは、走り方で自然とゆっくりと走れるようになるのであって、ペースを守って走るのとは別物です。
マラソンなどではペースを上げることもありますが、LSDは自然な状態をキープして走るので、走っている間は終始ペースは変わりません。
スロージョギングもまたLSDの一種であり、LSDは更にゆっくりというイメージの違いがあります。
スロージョギングの効果と正しいやり方
スロージョギングは、田中宏暁教授が提唱するジョギングの一種で、得られる効果はダイエットだけではなく、健康にも良い、例えば、生活習慣病やがんの予防などがあります。
スロージョギングの5つの効果
スロージョギングには、5つの大きな効果があります。
- 体力アップ=継続していくうちに体力がつく
- ダイエット効果=ウォーキングの2倍の消費カロリーがある
- 生活習慣病の予防=高血圧や高血糖の予防
- 脳機能の改善=認知症やうつ病などの予防に繋がる
- 癌の予防=持久力がつき、癌の死亡率が下がる
スロージョギングの正しいやり方
スロージョギングの正しいやり方は、以下の通りです。
- まず、その場で足踏みをしてみましょう。
足の指の付け根で着地するイメージを持ちます。
足踏みの早さは、15秒間で45回くらいのペースです。 - そのままのペースで前に進みます。
歩幅は足の長さの半分くらいを意識します。
目線を遠くにして、あごを少し上げましょう。
呼吸や腕振りは特に意識せず、自然に任せます。 - 歩くような速さで始めるのがポイント!
- ニコニコ笑いながら走れるようなペースを保ちます。
会話ができるペースで全然問題ないです。 - 無理なく続けるなら、スロージョギングとウォーキングを交互に繰り返します。
スロージョギングを1分とウォーキング30秒を繰り返します。 - 1日20~30分のペースで始め、体力がついたら長くします。
これで、スロージョギングのやり方はOKです。
もしスロージョギングで、より楽しく走りたいなら、音楽を聴きながらなどもおすすめです。
スロージョギングで無理なく健康に!
スロージョギングは、歩くのと同じペースで走るだけでウォーキングの2倍の消費カロリーってすごいですよね!
私も毎朝5時に起きてウォーキングやってましたが、こちらをスロージョギングに変えてみようと思ってます。
スロージョギング1分+ウォーキング30秒の繰り返しから始めると良いそうなので、ぜひ毎日散歩することを日課にされている方は、スロージョギングも取り入れてみてください。
記事が参考になりましたら嬉しいです!^^