自分の体脂肪率を知ろう！

おはようございます。トレーズです。

体脂肪が高いとか低いとか聞きますが、一体どれくらいが標準なの？と思ったことはありませんか？
良く豚の体脂肪率が引き合いに出されますが、豚の体脂肪率って、思ったよりも低いんです。

例に出すと、野生の豚だと、体脂肪率は13％くらい。
家畜の豚だと、体脂肪は14~ 15%くらいと言われてます。

人間で、15%の体脂肪は低いですよね。
豚は、筋肉が多いということがわかりますね。

さて、脱線しましたが、体脂肪はない方が良いように聞こえますが、実は体には必須なんです。

今回は、体脂肪率について、ご紹介しようと思います。

女性の体脂肪率って？

まず、体脂肪というのは、体内組成の中で体脂肪の割合を示した数値になります。
つまめるのが皮下脂肪、体の内部についたのが内臓脂肪と呼ばれ、内臓脂肪が多めな人が多いのは男性の方で、女性は皮下脂肪の方が多いという感じがしますね。

でも、実は体脂肪がないというのは、体には悪いことなんです。
体脂肪には、以下のような役割があります。

●体内のエネルギー源が不足したときに代わりにエネルギーとなる
●細胞やホルモンの構成成分となり体温を保つ
●体を衝撃から守るクッションとなる

などです。

つまり何が言いたいかと言いますと、体脂肪率は低すぎても高すぎてもダメということなんですね。

理想の体脂肪率は年齢によって、差が出ます。

例を挙げると…。

18歳〜39歳女性の体脂肪率
やせすぎ～20％
標準（－） 21～27％
標準（＋） 28～34％
軽肥満 35～39％
肥満 40％～

40歳～59歳女性の体脂肪率
やせすぎ～21％
標準（－） 22～28％
標準（＋） 29～35％
軽肥満 36～40％
肥満 41％～

となっています。
年を取ってからの方が、より高くなるのがわかりますね。

17％以下だと筋肉が目立ち、20％〜30％で程よい肉付きに、35％以上でぽっちゃりから太めの体型と言われています。

ビリーブロンクスの娘さんは、見るからに体脂肪がなく、腹筋が割れていましたが、彼女は絶対に体脂肪率が1ケタだと思います。
1ケタだと、筋肉が目立ちますが、多分女性には、ある程度の肉付きがあった方が良いと、個人的には思いますね。

腹筋をつけてムキムキになるのは、実は体脂肪を減らすだけでも、上に覆いかぶさっている脂肪がなくなることで、割と楽なようですが、そもそもの筋肉が少なすぎると、痩せても、腹筋が割れず、何だか貧相に見えるので、筋トレも同時に行うというのは、実は理に適っているわけですね。

女性の方が男性よりも、体脂肪率が高いのは、以下の理由によるものです。

その1：女性ホルモンの影響による
その2：骨盤周りを保護するため

女性は妊娠時、赤ちゃんを体外の障害から守らなければいけないため、皮下脂肪を蓄えて、結果太りやすい体になるように出来ているんですね。

女性で体脂肪率が低いと言うと、モデルさんが思い浮かぶかと思いますが、実はモデルさんって、意外と体脂肪率が高いんです。
あれだけ痩せていたら、1ケタじゃないの？と思われるかも知れませんが、実際は標準の体脂肪率だったりとかは、普通にあります。

ジェニファー・ロペスさんは、痩せていて素敵ですが、体脂肪は15～17%。

そして、アンジェリーナ・ジョリーさんも素敵ですが、体脂肪は20～22%もあります。

流石に、30％を超えると、ぽっちゃりした方も多くなりますが。
例えば、ジェシカ・シンプソンがそうですね。

体脂肪だけでは、魅力に関係ないということです。

ただ、そうはいっても、体脂肪が高すぎると、「糖尿病」「高血圧」「動脈硬化」などの病気にかかりやすくなりますので、やっぱり何事も標準が良いわけですね。

では、逆に体脂肪が低すぎると…。
「発がん率の上昇」「低血糖」「免疫力が低くなる」「女性なら生理が止まる」などの問題も起きてきます。

体脂肪は体重と同じく、計る時間帯によって、上下します。
毎日決まった時間に計るようにして、無理に体脂肪率を下げることはやめましょう。

痩せたいからと、体脂肪率だけに注目せずに、バランス良く痩せるのが、健康的に痩せるということでもあります。
毎日コツコツと、緩やかなダイエットでOKです。

さぁ、今日も楽しいダイエットを始めましょう！＾＾