こんにちは。トレーズです。
私はどちらかというと激辛料理が好きなんですが、食べているとよく家族に「デブって辛いものが好きだよね。」なんて言われる始末です。
実は激辛にはダイエット効果も一応あるんですが、意外な落とし穴もあると言います。
今回は、激辛料理が身体にどう影響するのかなどご紹介します!
激辛料理の体への影響
まず激辛料理の体への影響ですが、ダイエット効果から先に見ていきます。
激辛料理は食べすぎが良くないのはもちろんですが、適量ならダイエット効果も見込めます。
以下に激辛料理のダイエット効果をご紹介します。
ダイエット効果①新陳代謝が活発化する
辛いものを適量食べると、体内で熱が発生し、汗をかくことがあります。
汗=痩せるわけではありませんが、体温が上がることで血行も良くなり、新陳代謝が活発化する働きがあるんですね。
食べすぎは弊害が多くなりがちですが、適量を食べる面では血行が良くなる分、基礎代謝にも良い影響を与えます。
また代謝が上がるということは、脂肪燃焼率もアップするため、ダイエット効果があると言われているんですね。
ダイエット効果②冷え性が改善される
辛いものを食べると、汗をかくと書きましたが、汗が出るということは体が温まっている証拠でもあります。
なので、適量辛いものを食べることで、冷え性の改善効果も期待できます。
血行や血流が良くなるので、こちらもダイエット向きの効果と言えそうです。
ダイエット効果③疲労が取れる
激辛料理にもよく使われる唐辛子には、カプサイシンと呼ばれる成分が含まれており、その効能で代謝が上がり、結果疲労回復に効果ありとの実験結果もあります。
なので、同じ激辛料理でも唐辛子を使わない料理は、もしかしたら疲労回復効果があまり期待できないかもしれません。
激辛料理の注意点
上記で辛い料理は適量ならダイエット効果が期待できると書きましたが、激辛料理の食べすぎにはくれぐれも注意してください。
以下に、激辛料理を食べ過ぎることの注意点などご紹介します。
胃炎・胃潰瘍・食道がんにかかりやすくなる
唐辛子の辛味成分は「カプサイシン」と呼ばれますが、小量なら胃酸過多の防止、胃壁粘膜の血流を増加させるなどの嬉しい効果があります。
ただ、唐辛子を取り過ぎると、今度は胃酸の分泌量が増加してしまい、胃壁粘膜に障害が起こるので、胃炎や胃潰瘍になりやすくなるだけでなく、食道がんなどのリスクが高まります。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言いますが、少量なら身体に良いのに、大量にとると劇薬に近くなるので、激辛料理は食べすぎないようにしてください。
小腸や大腸にもダメージ?
小腸や大腸にも「カプサイシン受容体」がありますが、特に肛門側に多いとの特徴があります。
よく激辛料理を食べた後、トイレで便を出すときにヒリヒリするなんて言われますが、これも唐辛子の影響で、激辛料理は痔を悪化させる可能性が高いです。
小腸や大腸にもダメージを与えやすいとの報告もあるくらいで、潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患の方は、少量でも激辛料理は避けるようにしてみてください。
激辛料理で体調を崩すこともある?
激辛料理を食べて医院を受診する方もおり、たとえば、胃の痛みや痔の痛み、下痢で受診する方が多いと言います。
同時に、腸の粘膜を刺激することで下痢にもなりやすく、カプサイシンが気管支を刺激すれば、喘息の悪化を招くなど、人によっても症状はさまざまです。
激辛料理が好きな人が食べる前にすべきこと
唐辛子に含まれるカプサイシンは、確かに消化管などの粘膜にダメージを与えますが、そもそもカプサイシンを抑える食べ方はないので、量を食べないのがまず先決です。
胃潰瘍になった弟も、激辛ではありませんでしたが、コーヒーには必ずミルクを入れるようにと言われていました。
食道や喉、胃への直接的な刺激を和らげるためにも、ミルクを事前に飲んでおくのが対処法になります。
ただ、対処法があったとしてもマシになる程度なので、激辛料理は食べすぎないに越したことはありあません。
激辛が食べれる人と食べれない人の違い
激辛が食べれる人と食べれない人の違いは、辛さが味覚(甘味、うま味、塩味、苦味、酸味)のいずれにも該当しないからです。
つまり辛い=痛みをどの程度我慢できるかで、激辛料理が食べられるかどうかが決まるので、ある意味激辛を食べられる人は痛みに対する耐性が高いのかもしれません。
また、激辛は痛覚の一種でもあることから、普段食べ慣れていれば段々と感覚がマヒして、激辛が食べられるようにもなります。
激辛は食べすぎに注意
それでは、激辛料理が体に与える影響やダイエット効果、食べる時の注意点などご紹介してみました。
激辛料理は少量ならダイエット効果も期待できますが、食べすぎると健康被害の方が大きくなります。
また、辛い料理ばかり食べ続けると感覚がマヒしてしまうので、痛みに強くなるのはメリットかもしれませんが、知らず知らず食べ過ぎる可能性もあるので、くれぐれも食べすぎには注意してみてください。
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