「ダイエットしたい」と言って毎日腹筋を鍛える人は多い一方、下半身を鍛えることを考える人は少ないかもしれません。
ただ、実際には下半身を鍛えることが効果的に痩せる方法の一つなんです。
今回は、下半身を鍛えることの痩せるメリットや、下半身を鍛えるためのヨガやエクササイズを紹介します。
下半身を鍛えると痩せる理由
痩せるためには代謝を上げることが大切で、代謝を高めるには、筋肉を増やす必要があります。
下半身は体内に大きな筋肉を多く持っており、特に太ももの前面にある大腿四頭筋や裏側のハムストリングス、お尻の大臀筋などが含まれます。
これらの大きな筋肉を鍛えることは、痩せやすい体をつくるのに役立ちます。
下半身を鍛えるメリットは痩せるだけじゃない!
下半身を鍛えることには、痩せるだけでない多くのメリットがあります。
以下に主な2つのメリットを紹介します。
スタイルが向上する
体重を減らしても筋肉量が不足すると、ボディラインがスッキリしません。
特にお尻の筋肉が不足するとたるみやすくなり、ヒップアップには下半身の筋トレが不可欠です。
全体的なボディラインが改善され、スタイルが良くなります。
怪我の予防
年齢とともに下半身の筋力は減少し、怪我のリスクが高まります。
運動不足の人でも若い頃から下半身の筋力が不足している場合があり、これが怪我をしやすくします。
下半身を鍛えることで、将来的な怪我を予防することができます。
鍛えたい下半身の筋肉3つ!
下半身には多くの大きな筋肉が存在します。
ここでは、特に意識して鍛えたい下半身の筋肉3つを紹介します。
筋肉①大腿四頭筋
大腿四頭筋は、太ももの前側に位置する筋肉で、大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の4つの筋肉から構成されています。
これは体内で最も大きく、パワフルな筋肉の一つで、鍛えることで代謝率を高める助けになります。
この筋肉が衰えると、立ち上がるのが難しくなったり、怪我をしやすくなることがあります。
筋肉②ハムストリングス
「ハムストリングス」は太ももの裏側にある筋肉で、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉から成り立っています。
これらの筋肉は股関節の伸展と膝の曲げを助け、日常的な動作に重要な役割を果たしています。
大腿四頭筋に比べると、ハムストリングスを鍛えるのは難しく、意識的な筋トレが必要です。
筋肉量を増やすためには、定期的なトレーニングが必要です。
筋肉③大臀筋
「大臀筋」はお尻に位置する大きな筋肉で、足を後ろに蹴り上げる動作などで鍛えることができます。
ヒップアップを目指す際に欠かせない筋肉であり、この筋肉を鍛えることで引き締まった美しいお尻を実現できます。
下半身を鍛えるエクササイズとヨガポーズ
自宅で実践できるシンプルなエクササイズとヨガポーズを通じて、下半身の強化を目指しましょう。
下半身を強化するための3つのメニューをご紹介します。
スクワット
「スクワット」は、下半身を鍛えるための代表的なトレーニングです。
シンプルなやり方で、自宅でも実施可能です。
- 足を肩幅に開きます。
- つま先はまっすぐか、少し外向きに向けます。
- 背筋を伸ばし、お尻を椅子に座るかのように下ろします(膝を90度ほど曲げます)
- 元の位置に戻ります。
-
これを10〜15回、3セット行います。
膝が前に出ないように注意しましょう。
橋のポーズ
「橋のポーズ」は、ヨガの後屈ポーズの一つです。
大臀筋、ハムストリング、背中の筋肉を活用し、背部全体を強化する効果があります。
また、骨盤周りの柔軟性向上にも寄与します。
- 仰向けに寝て、膝を曲げます。膝の下にかかとを配置します。
- 手を身体に沿って伸ばし、掌を下向きに置きます。
- 深呼吸をしながら、手と足を地面に押し付け、骨盤を持ち上げます。
- 息を吐きながら元の位置に戻します。
- これを呼吸と共に5〜8回繰り返します。
膝が外に開かないように注意しましょう。
ハイランジ
「ハイランジ」は、足を前後に大きく開き、スクワットするポーズです。
大腿四頭筋、ハムストリング、大臀筋を一括して強化する効果があります。
- プランクポーズをとります。
- 右足を前方に大きく踏み出し、膝を90度に曲げます。
- 上半身を持ち上げ、両手を天井に向けます。
- 2〜5回深呼吸します。
- 反対側も同様に行います。骨盤が垂直になるように注意しましょう。
痩せるには下半身を鍛えるのが先決! まとめ
下半身のトレーニングを通じて、効果的なダイエットを実現しましょう。
代謝が向上し、痩せやすい体を手に入れることができます。
また、下半身の鍛錬は、美しいボディラインを作り上げるのにも役立ちます。
ぜひ、チャレンジして、美しく痩せてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!