リンゴ酢ダイエットでは、食前に飲むと良いとされるのが前回の記事でご紹介した「もえぞう」さんの動画でしたが、リンゴ酢には逆に食欲を刺激する作用もあると言います。
なので、人によってはダイエット中に飲むタイミングが違ったり、他にも胃潰瘍や逆流性食道炎の可能性があったりなど、正しい飲み方をしないと逆に健康も害する可能性がある点には注意してください。
今回は、リンゴ酢のダイエット中の注意点や飲みやすいアレンジ方法などご紹介します!
リンゴ酢ダイエット中の注意点とは
リンゴ酢ダイエットは、いろいろな効能があることで知られていますが、正しいやり方をしないと健康被害が出るだけでなく、ダイエットにもならず、逆に太ってしまうこともあります。
空腹時に飲むのはNG
では、りんご酢ダイエット中の注意点ですが、まず、リンゴ酢を空腹時に飲むのはやめましょう。
リンゴ酢は主成分が酢酸なので、酸っぱい元になっている酢酸は強い酸性です。
それを空腹時に飲めば、その強い酸性で胃腸が荒れてしまいます。
もしくは牛乳などと一緒に飲めば、胃の粘膜を守ってくれるので、くれぐれもそのまま飲まないように注意しみてください。
食欲増進効果がある?
リンゴ酢は食前に飲むと良いと前回の記事で書きましたが、確かに食前に炭酸水などで割って飲むと、満腹感が得られるので、食べすぎを防げます。
ただ、リンゴ酢は胃液だけでなく唾液の分泌量も増やしてしまうので、逆に食欲が増進してしまう効果もあります。
せっかくリンゴ酢で血糖値の急上昇を防ぎたいのに、食べ過ぎては意味がありません。
もし、リンゴ酢を飲んでから食事をすると食欲が増すという方は、食前ではなく食後に飲むのがおすすめです。
リンゴ酢を飲んだ後は歯磨き?
リンゴ酢に含まれる酢酸には、わずかではありますが、歯の表面のエナメル質を溶かす可能性があります。
なので、リンゴ酢を飲んだ後は、必ず歯磨きをしましょう。
リンゴ酢選びのポイント
前回の記事でも書きましたが、リンゴ酢は原材料名に気を付けて、りんご酢とリンゴ果汁が入っていて、砂糖や果糖ブドウ液糖などの糖類が入っていないものを選ぶのがポイントです。
「清涼飲料水」と書かれているとダメなので「リンゴ酢」や「食酢」と書かれたタイプを選ぶようにしましょう。
また、アルコールが添加してあるリンゴ酢よりも、、リンゴの果汁を酵母で発酵させた「純リンゴ酢」の方がダイエット効果も高くなるので、製造方法もチェックして、りんご酢の原材料も合わせて確認してください。
リンゴ酢を飲みやすくするアレンジ方法
リンゴ酢は炭酸水などで割って飲むのが効果的ですが、それでも酸っぱくて飲みにくいという方もいらっしゃると思うので、おすすめのアレンジ方法もご紹介します。
アレンジ①蜂蜜を加える
炭酸水や水でリンゴ酢を割っただけでは飲みにくいという場合は、少量の蜂蜜を加えてみるのもおすすめです。
もしくは、メープルシロップなどもおすすめですが、糖類を取り過ぎるとダイエット効果が薄まってしまうので、少量加えて飲むようにしてみてください。
アレンジ②牛乳を加える
酢と牛乳を混ぜるとボロボロになりますが、これはカゼインが酸性であるお酢と合わさって固まるからです。
固まってしまうと飲みのは無理と思われるかもしれませんが、リンゴ酢の量を適量守れば、ヨーグルトドリンクとして楽しめます。
目安として、牛乳150ccに対して、リンゴ酢を大さじ1程度入れて、ヨーグルトドリンク風にして楽しんでみてください。
アレンジ③レモンスライスを浮かべる
リンゴ酢を炭酸水などで割った時に、レモンスライスを少量浮かべると、よりすっきりとした飲み心地が楽しめます。
ただ、レモンも酸性なので入れ過ぎると酸っぱくなるため、入れ過ぎには注意しましょう。
リンゴ酢を水で割って飲むときの割合は、原液1に対して、水が5~7くらいの薄さが飲みやすいです。
リンゴ酢の酸っぱさが気になる方は、薄めても効果は変わらないので、多めの水や炭酸水で割って、毎日大さじ1~2杯のリンゴ酢を取るのがポイントです。
リンゴ酢はダイエット中も気を抜かない! まとめ
それでは、りんご酢ダイエット中の注意点や飲みづらい時のアレンジ方法などご紹介してみました。
リンゴ酢は正しいやり方でないと、ダイエット効果が期待できないだけでなく、健康にも被害が出てしまいます。
ダイエット効果を上げるためにも、美味しく健康的な生活を送るためにも、注意点を参考にして、自分に合ったスタイルを試すようにしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!