こんにちは。トレーズです。
ダイエットと腸内の環境は密接なつながりがありますが、腸内環境を改善できれば健康的にも痩せられます。
今回は、2022年のトレンド入りが予想される腸内環境ダイエットについてご紹介します!
腸内環境ダイエットとは?
腸内環境は、英語で書くと「Gut Health」になりますが、昨今海外でも話題になっています。
腸内の健康、肌、アレルギー、老化、免疫力の低下、痴呆症、メンタルヘルスや癌などが関連しているとの調査結果もあり、腸内環境を整えることはダイエットにも繋がるんです。
腸内環境を整えるといえば、プロバイオティクス、酵素ドリンク、発酵食品などが対策として有名ですが、実は腸が弱っていると効き目が薄いとも言われています。
そこで、まず腸内環境を整えるには、マイナス要素でもあるグルテン質、糖質、乳製品、アルコールなどを減らす、もしくはカットする必要があります。
腸内環境を整えるには、まず腸内フローラを整えることから始め「急がば回れ」の精神で徐々に腸を強くしてみてください。
腸内環境に影響する腸内フローラとは?
人間の腸内には、約500~1,000種類の約100兆個もの細菌があると言われています。
細菌の多くは、主に小腸から大腸に生息していますが、それぞれの菌がバランスを取りつつ、腸内環境を守ってくれているんですね。
腸内環境を整えるには、この腸内フローラを整えることが重要で、そのためにはまずどんな細菌が腸に存在するかも知っておくと便利です。
腸内細菌は、3つに大別されるので、以下に表で見ていきましょう!
善玉菌(ぜんだまきん) | 腸内を弱酸性に保ってくれる細菌で、外から入ってくる病原菌を滅する働きがあります。 腸の細胞を元気にしてくれ、腸内環境を整えてくれる良い細菌としても有名です。 善玉菌に代表されるものの中には、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸金などがあります。 |
日和見菌(ひよりみきん) | 体や腸が健康なときに、善玉菌に味方する細菌です。 対して、腸内環境が悪くなると悪玉菌の味方をする細菌なので、体にも悪い影響が出ます。 日和見菌に代表されるのは、バクテロイデス、フィルミクテス、大腸菌無毒株などがあります。 |
悪玉菌(あくだまきん) | 腐敗することで毒素を出し、腸内をアルカリ性にする細菌です。 ただ、タンパク質を分解するとの役割もあるため、少量は必要な菌でもあります。 |
善玉菌が良い細菌であり、悪玉菌は悪い細菌との見方も強いですが、腸内環境では上記の3種の細菌がバランスよく配置される必要があります。
悪玉菌は多いと害になりますが、タンパク質を分解する役割があるため、全くの0にするわけにはいきません。
体の腸内フローラが整えば、体の内側から健康的に痩せることもできるので、まずは腸内環境を整えることが大切です。
腸内フローラがダイエットにいい理由
腸は栄養を吸収・排泄するだけの臓器ではありません。
暴飲暴食、ストレス、自律神経の乱れなどで腸内環境のバランスが崩れると、便秘や下痢なども起きやすくなるからです。
脳とも密接に関係している重要な臓器なので、ダイエット以外の目的でもぜひ整えたいですね。
腸内フローラが整うと、以下のようなダイエット効果が得られます。
どれもダイエットに関連したことなので、ぜひ腸内フローラを整えてみましょう!
腸内環境を整えるなら納豆がおすすめ!
簡単に腸内環境を整えたいときにおすすめなのが納豆を食べることです。
納豆には善玉菌を増やしてくれる効果が期待でき、具体的には以下のような成分が含まれています。
なぜ納豆菌がおすすめかといえば、腸にも良いとされる菌は胃酸に弱くて、腸までなかなか生きたまま届くのは難しいからです。
その点、納豆菌は生きたままで腸に到達するので、悪玉菌をやっつけてくれたり、善玉菌を増やしたりなどの効果が見込めます。
どの成分も腸内フローラを整えてくれる働きがありますし、安価なので続けやすいのも魅力的ですよね。
納豆は1日1パックが適量とされているので、ぜひ毎朝もしくは毎晩食べて、腸内フローラを整えましょう!
腸内フローラを整えて体内からダイエット
それでは、腸内環境ダイエットということで、なぜ腸内フローラがダイエットにも影響するのか、腸内フローラを整えるのにぴったりの食べ物などご紹介してみました。
腸内フローラを整えれば、急激な減量は見込めなくても、長期的に見れば太りにくい体になり、ダイエットの大敵である便秘も起こりづらくなります。
見た目も大切ですが、ぜひ体内から健康的に痩せるためにも、腸内環境ダイエットを始めてみてくだsだいね。