味噌汁ダイエットは、ルールが少なく、手軽にダイエットにチャレンジできるのが人気の秘密です。
ただ、単に味噌汁を飲むだけのダイエットではなく、ダイエットを始めるなら、注意したいポイントがいくつかあります。
また味噌汁ダイエットは、プラスする具材を変えることで飽きずに続けられること、満腹感を感じやすいことなどもあり、長生きできる食品として味噌汁がトップに輝くなど、日本人にぴったりのダイエット法と注目を集めています。
今回は、味噌汁ダイエットで朝食に置き換えると効果的な理由などご紹介します!
味噌汁ダイエットは朝食置き換えが最適?
味噌汁ダイエットは厳格なルールが少なく、どちらかと言うと初心者向けで、飲むタイミングもはっきりとした決まりはありません。
ただ、効果を最大限にあげたいなら、おすすめは朝食と言われています。
体の仕組みとして、十分な栄養が足りないと体が感じた場合、栄養などを体にため込む傾向がありますが、朝をしっかりと取ることで、体の動きが活発化し、ダイエット効果も高まるんですね。
また、朝に味噌汁を飲むことで、体が温まり、体の機能も高まってくれます。
忙しい朝ほど、しっかりとした朝食が必要なので、味噌汁はすぐに作れる分、置き換えとしても有効と言われています。
ホルモンとの関係
他にも、朝食に味噌汁を飲むと、良質な睡眠をサポートする「メラトニン」と呼ばれるホルモンが味噌汁に含まれているトリプトファンによって安定して分泌されるようになり、不眠症の改善に役立つなどのデータもあります。
このトリプトファンは、後になってメラトニンに変化しますが、16時間ほどの時間を要することもあり、時間的に考えた場合、ちょうどよく睡眠の時間に重なるため、良質な睡眠が取れるとも言われているんですね。
味噌汁を飲む量には注意
味噌汁は具材をたっぷりにしても、普通の食事よりもカロリーが低めなこともあり、ついつい2杯、3杯と飲んでしまうこともあります。
ただ、ダイエットの観点から言うと、いくら低カロリーだからと言っても、飲む量には注意が必要です。
と言うのも、味噌汁は塩分量が問題になり、一般的な汁椀の場合、1杯あたり1.5g程の塩分が含まれているからです。
カップラーメンなどの汁物と比べれば、塩分量は少ないですが「塵も積もれば山となる」の格言にもある通り、飲みすぎは塩分過多を引き起こします。
たとえば、塩分は水分を身体に取り込むため、むくむ原因になったり、高血圧を引き起こしたりなどの健康被害が起こる可能性があるんですね。
味噌汁ダイエットは朝食と夕食のどちらがおすすめ?
味噌汁ダイエットでは、朝食時に飲むのがおすすめと書きましたが、夕食などでは効果が得られないの?と思われるかもしれません。
ただ、夕食の置き換えでもダイエットの意味では効果はありとされます。
なぜなら、味噌汁は他の料理とも相性がよく、具材によってはかなり満腹感を感じられるため、食べすぎをしやすい夜にも有効だからです。
また、朝食にしても夕食にしても、飲むタイミングが重要なので、味噌汁ファーストと呼ばれるように、食事をとるときには、まず先に味噌汁を飲んでおくと、その後の食べすぎを防げるのでおすすめです。
味噌汁ダイエットは朝食がおすすめ まとめ
それでは、味噌汁ダイエットは朝食の置き換えがおすすめと言われる理由や夕食の置き換えでも効果があるのかなどご紹介してみました。
味噌汁ダイエットは、ルールが少ないので、ある程度自分のライフスタイルに合わせられますが、それでも朝食がおすすめと言われる理由は、朝食を抜く方が多いからです。
一日の活力にもなる朝食ですが、食べないでいると体も活力が沸いてきません。
そこで、朝食に味噌汁を飲むことで、体を温め、活力を生むからこそ、朝食の置き換えが最適とされます。
ぜひ、時間のない時でも味噌汁だけは飲む習慣をつけて、ダイエットを成功に導いてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!