統合失調症の薬には副作用がある?
こんにちは。トレーズです。
私は持病を患っていますが、同じ悩みを持つ方のために、統合失調症で服用する薬には、ダイエットには不向きの副作用があることも知っておきましょう。
特に統合失調症の副作用で怖いのが、糖尿病です。
私はダイエットをしているため、糖尿病にはかからずに済みましたが、薬の副作用はしっかりと現れています。
今回は統合失調症の方に向けて、服用する可能性のある薬の副作用などについてまとめてみました。
統合失調症に効くと言われている薬は?
統合失調症は、精神病の一種ですが、主な症状に幻視、幻聴などがあります。
私もかかってから、数秒単位で襲ってくる幻聴に悩まされ、たまたま行った病院で、薬を処方してもらったことで、症状はかなり軽減しました。
ただ、その薬にはやはり副作用があり、飲んで二週間で15kg太りました。
食事は依然と同じ、いえ、むしろ少なかったのですが、副作用で一気に太り、今度は痩せるのが難しくなりました。
正式な精神病専門の医院では、体重が増えた時点で対処されるらしいですが、私の通っている地元病院では、いつも「変わったことはないですか?眠れてますか?」などの問診があるのみ。
体重が増えたと言っても、薬の副作用ですから、我慢してくださいとのこと。
でも、ダイエットを成功させないと、今度は糖尿病の危険性がある!
だからこそ、ダイエットを始めました。
ようやく、5kgは痩せましたが、それからがなかなか痩せず…
今回は、同じ病で悩まれている方向けに、私の服用している薬を例に、効果や副作用などまとめてみました。
薬①オランザピン(ジプレキサ)
ジプレキサの効果は、以下の通りです。
脳から異常分泌される、ドーパミンを緩やかにする効果などがあります。
- 幻聴や妄想を軽減
- 躁状態やうつ状態の改善
- 衝動性のコントロール
- 不安や不眠の改善
- 吐き気の改善
- 食欲増進
などの効果があります。
ここで気になるのが、食欲増進と不眠などです。
では、副作用にはどんなものがあるかも見ていきますと。
- 鎮静作用の副作用:眠気やふらつき
- 代謝系の副作用:体重増加や高血糖(糖尿病)
- 抗コリン作用による副作用:口渇・便秘
などがあります。
私はこの中でも、眠気、体重増加、口渇、便秘などの副作用があります。
また、効果の中であった食欲増進もまた、副作用の1つです。
私はお酒は飲まないので、薬が強く出ることはなかったですが、反対に喫煙は効果を薄くする作用があります。
ただ、幻聴が聞こえなくなった(完全ではないですが)ことで、普通の生活が送れるようになったのが一番嬉しい効果でした。
幻聴は、私の場合毎秒単位で、天井や壁の方から悪口などが聞こえてきました。
幻聴とわかってはいても、聞こえると普通の生活は送れず、眠ることもできず辛い思いをしました。
だからこそ、薬には副作用があるとわかっていても、服用を止めることはしません。
もし薬の副作用で太ったのなら、それを上回る消費カロリーなどを目指してダイエットをすればよいと開き直った部分もあります。
便秘もドローインのトレーニングをしてからは、毎日お通じが来るようになり、どうしても便秘が続くようなら、七美茶を飲むようにしました。
七美茶は、かなり効くので、気になる方はチェックしてみてください。
薬②クエチアピン(セロクエル)
私は、クエチアピン25㎎錠も、一日1錠服用しています。
こちらの効果は、以下の通りです。
- 幻聴や妄想を軽減
- 躁状態やうつ状態の改善
- 衝動性のコントロール
- 不安や不眠の改善
などがあり、こちらの薬は、他の精神症ではあまり使われることがありません。
特徴として、以下のようなものもあります。
- 鎮静作用がある
- 副作用が全体的に少ない
- 認知機能や陰性症状の改善が期待できる
- 気分安定作用がある
と、なかなかに効果もあり、良い薬に見えますが、当然副作用もあります。
気になる副作用は…
- 鎮静作用の副作用:眠気やふらつき
- 代謝系の副作用:体重増加や高血糖(糖尿病)
などがあり、こちらもオランザピンと似ていますね。
ただ、クエチアピンは、糖尿病の患者には禁止されているので、薬の副作用で糖尿病になってしまったら、服用が出来なくなる薬であることは覚えて置いた方が良いでしょう。
薬③ジアゼパム(アメル)
私は、ジアゼパム(アメル)も1錠服用していますが、こちらは調べてみると、サブといった感じの薬です。
ジアゼパムは、脳の機能を低下させることで不安や緊張を落ちつける薬としても知られています。
ジアゼパムの特徴は以下のようになります。
- 即効性が期待できる
- 副作用がマイルド(眠気やふらつき)
- 依存性が低い
- ジェネリックが発売されている(安く買える)
などがあります。
次に副作用ですが、以下のような副作用が出ると言われています。
- 眠気
- ふらつき
- 倦怠感
などがあります。
ジアゼパムは、短時間で効果が薄れるため、多く服用する可能性もあり、依存症には要注意の薬です。
薬を飲んで感じたこと
薬の副作用を見てみると、体重増加の可能性が高いことがわかり、医師に確認した所、食欲増進効果はあるとのこと。
ダイエットがなかなかうまくいかないのも、どうやら薬の影響も少しはあるかなと思います。
ただ、精神症に限らないことですが、独断で薬の服用を止めると、逆に危険です。
私もダイエットを始めるからと、薬を一週間ほど服用を止めただけで、不眠症になり、また幻聴も軽く再発しました。
それでなくても、仕事でストレスが溜まっていたので、一気に体調不良に…
薬は止める時には、必ず医師の診断を受けてからがポイントになります。
そして、一気に止めると今まで十年以上服用していたためか、体にも反動が大きかったです。
ダイエットをするなら、薬を飲みながら…それを痛感しました。
体重増加と糖尿病の危険性があることを知っておけば、それに対する対策もいくつかあります。
自分の飲んでいる薬の効果や副作用を簡単に知っておくことは、薬のタブーも防げることになります。
くれぐれも独断で薬の服用を止めるのはNGだと覚えておいてください。
薬を飲んでも5kgはダイエットできたのですから、長期的なスパンなら、体重減少も可能です。
今回は、統合失調症の方に向けて、私が現在感じている副作用などもまとめてみました。
記事が参考になりましたら嬉しいです!^^