先月は喘息で悩まされた私ですが、何らかのアレルギーだったようで、結局何のアレルギーかわからないまま治りました。
喘息も怖い病気ですが、昨今話題になっている、食道に「カビ」が生える病気があるそうですね。
特別な病気ではなく、誰でもかかりうる可能性があるとも言われているみたいで、病名は「食道カンジダ症」と言います。
今回は、食道にカビが生える病気について、詳細をご紹介します！
食道にカビが生える病気とは？
昨今話題になっている食道にカビが生える病気がありますが、病名は「食道カンジダ症」と呼ばれ、食道内でカビが繁殖してしまう病気で、実はかなり恐ろしい病気なんです。
でも、通常で考えれば、なぜ食道にカビが生えてしまうのかが気になりますよね。
以下に、食道にカビが生える病気「食道カンジダ症」の詳細などご紹介します。
食道カンジダ症はどんな病気？
食道カンジダ症は「カンジダ・アルビカンス」と呼ばれるカビ（真菌）が食道内で増えて、炎症を起こす感染症の一種です。
カンジダ菌は、ラテン語で「雪のように白い」との意味があり、胃カメラで見ても真っ白い見た目をしています。
なのに、人体に悪さを引き起こす原因になった理由は、免疫機能が影響していると言います。
つまり、加齢の影響や糖尿病などの疾患にかかり、ステロイドの内服などによって体の免疫が低下すると、カンジダ菌を抑え込む働きが弱くなり、そこで発症するのが「食道カンジダ症」と呼ばれる病気なんですね。
また、疾患や加齢に関わらず、日々のストレスが引き金となって免疫力が落ちた場合でも発症する可能性がある点では、誰でもがかかりうる病気とも言えます。
食道カンジダ症の症状とは
食道カンジダ症に発症したとしても、重症でなければ症状らしい症状はなく、無症状で終わることが多いです。
ただ、症状が悪化してしまうと、食べ物が飲み込みづらくなったり、喉に違和感が出たりすることはあります。
自然治癒で治ることがほとんどですが、重症になった場合は、抗真菌薬の薬を使うケースもあります。
もし、食事の飲み込みづらさが続くなど症状が現れた場合は、医院を受診してみましょう。
食道カンジダ症は予防できる？
食道カンジダ症は、健康な人ならそもそも発症しない病気なので、予防するためには、バランスのよい食事を心がけたり、質のよい睡眠を維持したりなど、日々の健康状態を管理する方法があります。
もし、基礎疾患や内服薬によって免疫力が低下している場合は、食事や睡眠、過度な疲労に注意することはもちろんですが、定期的な胃カメラ検査を受けて、早期に見つけて対処しましょう。
喉の違和感や食事の詰まり感などが気になった時には、食道カンジダ症の可能性があり、放置すると危険なので、心配な時には胃カメラ検査を受けるようにしてください。
食道カンジダ症は再発の可能性もある？
食道カンジダ症は、免疫力の低下によって常在菌が増えることが原因なので、疲労やストレスをためやすい方、糖尿病や悪性腫瘍、HIVなどの免疫力が低下する基礎疾患を持っている方、加齢によって免疫力が落ちた方がかかりやすい病気です。
また、ここが怖い点でもあるのですが、食道カンジダ症は、治癒はしますが、再発もする点には注意してください。
喉にカビが生えるなんて、考えただけでも恐ろしい病気ですが、誰でもがかかる可能性がある点には注意が必要だと思います。
食道にカビが生える病気は予防が大切 まとめ
それでは、食道にカビが生える病気「食道カンジダ症」について、どんな病気なのかやどんな症状が出るのかなどご紹介してみました。
食道にカビが生えるなんて考えただけでも恐ろしい病気ですが、免疫力が低下すると誰でも発症する可能性があるのも恐ろしいですよね。
ただ、そもそも健康な人はかからない病気ですし、軽症で治癒する方がほとんどですが、もし喉に違和感を感じた場合は、医院を受診して胃カメラの検査を受けることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました！
