サウナやホットヨガなど、ダイエットに効果がありそうなものには共通点があります。
それは「大量の汗をかくこと」です。
運動後に体重が減ったと喜んでも、それは水分が抜けただけであり、水分を補給すると元に戻ってしまいます。
夏のダイエットで気をつけるべき3つのポイント
上記でもご紹介したように、夏のダイエットは汗をかく=体重減となりません。
以下に気を付けるべきポイントをご紹介します。
基礎代謝
基礎代謝とは、何もしていなくても消費されるエネルギーのことです。
寒い環境では体が熱を生み出そうとするため、基礎代謝が高くなります。
塩分
水分の増減は体重に大きな影響を与えます。
ホットヨガで1kg減ったとよく聞きますが、食事制限で1日で1kg減ったという話はあまり聞きません。
余分な水分を体に留める原因の一つが過剰な塩分です。
夏は熱中症対策で塩分を取るように言われますが、減塩ダイエットを試す際には注意が必要です。
運動への意欲
夏は暑さで運動する意欲が湧かないことが多いです。
私も夏の減量中に何度か倒れかけたことがあります。
夏のダイエットにおすすめの方法
涼しい場所での運動
暑い場所での運動はモチベーションが上がりません。
減塩と小まめな水分補給
汗をかかない場所での運動なら、過剰な塩分摂取は不要です。
塩分の摂り過ぎはむくみの原因となり、水太りの原因にもなります。
日常的にバランスの取れた食事を心掛けましょう。
夏野菜を食べる
べジファーストはダイエットのトレンドです。
トマトに含まれるリコピンやきゅうりに含まれるホスホリパーゼには、脂肪燃焼や代謝を高める効果があります。
夏太りに繋がるNG習慣
冷たい飲み物が原因に
冷たい飲み物や食べ物は内臓を冷やし、代謝を低下させます。
これによりむくみや便秘、免疫力低下などの問題が発生しやすくなります。
夏バテによる食事と汗
夏バテで食事量が減ると栄養バランスが乱れ、夏太りの原因になります。
汗で失われたビタミンやミネラルが不足し、代謝が低下することも影響します。
涼しい環境や服装で太りやすく
エアコンの効いた涼しい環境や薄着は体を冷やし、代謝を低下させます。
これによりむくみやすくなり、体重が増加することもあります。
暑さによる運動不足
夏の暑さで運動量が減少すると、筋肉量が減り基礎代謝が下がります。
これが太りやすい体質に繋がります。
睡眠不足
夏の暑さで睡眠の質が低下すると、食欲が増進し、脂肪燃焼を促すホルモンの分泌が減少します。
これにより、太りやすい体質になります。
夏太り・夏バテ対策!夏のダイエットと生活習慣
ここまで、夏に痩せにくい原因をお伝えしてきました。
夏はダイエットに最も不向きな季節と言えますが、それでもスムーズに痩せるための準備と対策をご紹介します。
常温で無糖の水分補給を心掛ける
冷たい飲み物は避け、常温で無糖の飲み物をおすすめします。
冷たい飲み物は体を冷やし、過剰な糖分はむくみの原因になります。
内臓に負担をかけず、老廃物の排出にも効果的です。
1~2時間ごとに200mlずつ飲むことが理想的です。
ヘルシーな食品を常備し、体を温める食材を摂取する
冷凍保存可能なヘルシーな食材を常備することで、手軽な炭水化物やお菓子に頼らない食生活が可能になります。
夏は簡単に食べられる炭水化物が多くなりがちですが、火を通した野菜やスープ、タンパク質をあらかじめ準備しておくと便利です。
また、低糖質のラーメンやレトルト食品、低糖質のアイスやジュースをストックしておくと、罪悪感を感じずに食事を楽しめます。
食事の際には、温かいスープや味噌汁を取り入れて体を温めましょう。
夏の睡眠の質を向上させる工夫
エアコンを一晩中つけていると体を冷やし、睡眠の質も低下します。
エアコンは眠りが深くなると言われる2~3時間にタイマー設定し、途中で切れるようにしましょう。
また、冷却タイプのシーツや枕を使用して、エアコンなしでも快適に眠れる環境を整えることも効果的です。
どうしてもエアコンが必要な場合は、室温を冷やしすぎず、風が直接当たらないようにしましょう。
夏はダイエット向きの季節ではないけれど まとめ
夏だからといって、これまでの習慣を怠る理由にはなりません。
他の季節と同じように健康的な生活習慣を続けることが、夏太りを防ぐ最善の方法です。
季節に関係なく、良い習慣を維持できる人ほど、体調も良好で体重管理も上手にできています。
「夏でもヘルシーな生活を心掛ける」これが、シンプルで効果的な夏太り対策です。
最後までお読みいただきありがとうございました!