メタバコとは?実は造語だった?
こんにちは。トレーズです。
禁煙に失敗したものの、減煙には成功し、タバコの本数が半分に減りました。
でも、メタバコが心配な今日この頃。
皆さんは、メタバコってご存知ですか?
メタボ+タバコが組み合わさって出来た造語ですが、肥満タイプの方がタバコは危険なんだそうです。
もしどちらを解消するのが楽かと言えば、メタボの方かな?とも思いますが、メタボとタバコの組み合わせは、メタボじゃない人よりも深刻な被害が出ます。
ということで、今回は「メタバコ」の及ぼす影響について、簡単にご紹介します!
メタバコの被害とは?
メタバコは、メタボとタバコが組み合わさった造語ですが、実はタバコを吸う人は吸わない人よりも、メタボになりやすいという統計があるんです。
なぜ、喫煙者がメタボになりやすいかと言えば、副腎皮質ステロイドや性ホルモンに影響を与えることで、吸わない人に比べて、皮下脂肪よりも内臓脂肪が増えやすい傾向にあります。
タバコを吸うことで、肺に影響があるのはわかりますが、メタボにも影響があるって何だか不思議ですよね?
でも、実際に喫煙者とそうでない人を比べてみると、タバコを吸う人の方が中性脂肪高値やHDL-コレステロール低値など脂質代謝異常や高血圧を引き起こしやすいというデメリットや、インスリンの分泌が増え、糖尿病も起こしやすいと言われています。
私の場合、すでに薬を飲んでいることで、糖尿病になりやすい体。
しかも、タバコを吸っていることで、メタバコの影響はかなり受けていると思います。
他にも、メタバコの影響で、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患のリスクが高まるとも言われ、決して、タバコを吸っている方が痩せるということはないんですね。
通常のメタボの場合でも、心筋梗塞になる確率は1.9倍、脳梗塞になる確率は1.4倍と高く、さらにこれにタバコが加わると、心筋梗塞になる確率は3.0倍、脳梗塞になる確率は2.5倍にと跳ね上がります。
ちなみに、ニコチンがない電子タバコなら良いですが、加熱式タバコのグローやアイコスなどは、メタバコ対策にはなりませんので注意してください。
私が減煙対策に使っているのは、こちらの商品。
水蒸気しか出ないので、ニコチンを取る心配もいらず安心です。
タバコとメタボの関係を表すと?
タバコとメタボの関係は、以下のようになります。
なぜ、タバコを吸う人がメタボになりやすいか、確認してみてください。
- タバコを吸うとメタボになりやすい理由
内臓脂肪が増えやすくなる、中性脂肪が高くなる、善玉コレステロールが低くなってしまう、血圧が上がりやすくなるから - タバコを吸うと糖尿病になりやすい理由
血糖値を下げるインシュリンの働きが鈍くなるから(インシュリン抵抗性が出来てしまう) - メタバコになると動脈硬化が起きやすくなる理由
メタバコの状態が続くと、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるから - 加熱式タバコが良くない理由
ニコチンが含まれるので、タバコを吸うのと変わりないから
タバコとメタボの関係は、良い関係とは言えません。
もし、早く痩せたいなら、タバコを止める。
もしくは、メタボを解消して、タバコを少なめにする。
などなど、とにかく、メタバコの状態は回復しておかないと、寿命を縮める可能性があることを忘れないでくださいね。
禁煙は健康にもお財布にも優しい?
禁煙すると、健康上の問題、例えば、肺がんや、慢性閉塞性肺疾患、消化性潰瘍などのリスクが減るのはもちろん、肺がんを除く呼吸器疾患の死亡率も約半分に落ちるとの結果も出ています。
そして、禁煙すると、お財布にも優しい効果があります。
今市販されている一番安いタバコには、セコマ限定のFORTE(2020/09月時点で270円)やファミマなどでも販売されているゴールデンバット(2020/09月時点で280円)がありますが、2020年10月からはまた値段が上がると発表されています。
もし仮に一日1箱吸うヘビースモーカーだった場合、280円×1箱×30日で、8,400円もの出費になります。
これは、かなり家計に大打撃となります。
つまり、禁煙するだけで、毎月9000円弱が節約できることになるんですね。
また、喫煙が原因で通院していたとしたら、リスクが減ることで、更に医療費の節約にもなります。
これから先、どんどんタバコの値段は上がっていくことが予想されるので、早めに禁煙するに越したことはありません。
私は、月に3カートン吸うヘビースモーカーでしたが、今は月に1カートンまで減らし、月のタバコにかける金額は3000円程度です。
ただ、私も将来的には禁煙することを決めたので、まずは、減煙ではなく禁煙に踏み切りたいと思っています。
タバコは中毒性が高いので、辞めるのは非常に大変です。
それでも、健康面でも金銭面でも、禁煙するに越したことはなく、やっぱりメタバコの防止のためにも、また、痩せやすい体を作る意味でも、まずは禁煙した方が効果が出るのは早いでしょう。
お酒よりもカロリーが低いため、ダイエットでは厳禁とされていないタバコですが、上記のように、太りやすい体を作ると考えれば、早めに禁煙に踏み切るのが理想です。
メタバコの防止には禁煙が一番?
それでは、メタボとタバコの造語「メタバコ」についてご紹介してみました。
タバコくらいと思っていても、実はダイエットの意味でも、禁煙に踏み切った方が良いことに間違いはありません。
一応電子タバコなども使っていますが、ぶっちゃけ、ニコチン中毒になってしまうと、ニコチンが入っていない電子タバコでは禁煙は難しいのが現状です。
ただ、本当に痩せたいと考えるなら、禁煙した方が効果が出るのは早いのも間違いなく。
私も来月のタバコの値段引き上げと同時に、完全禁煙をまず目指します。
もしタバコを吸いたくなったら、吸ったら太ると考えれば、食事制限の一環としてできるようになるかなとも思います。
もしメタバコの被害にあいたくないなら、まずは、禁煙から始めてみませんか?