こんにちは。トレーズです。
ダイエットでよくチートデーなんて言葉を耳にしますが、何でも好きに食べていい日と勘違いされている方も多いみたいです。
今回は、チートデーとはそもそもなぜ必要なのか、正しいチートデーの過ごし方などご紹介します!
チートデーが必要とされる理由
チートデーを日本語に訳すと「だます日」もしくは「ごまかす日」となります。
名前の通り、体をだますわけですが、どういう風に一日を過ごすかでダイエットの成功と失敗につながります。
チートデーが必要と言われる理由は、食事制限などでカロリーが不足すると、体が飢餓状態に陥ったと思い込み、脂肪を蓄えてしまい、エネルギーを消費しないようにと防衛反応が働くからです。
ただ、デーとある通り、一日のみに限定され、二日三日と続けたら、もうそれはチートデーとは言えません。
停滞期が起こる理由
ダイエットをしていて、突然体重が長期間減らなくなる状態を停滞期と呼びます。
停滞期が起こると「今まで減っていたのに!」とダイエットを放り出したくなりますが、これもまた体の防衛反応のひとつです。
ダイエットをしていると摂取カロリーよりも消費カロリーが多くなる状態が続きます。
すると、体はこれ以上カロリーを消費しては危険と省エネモードに突入してしまうんですね。
この停滞期を脱するためにも、チートデーが必要と言われます。
ただ、チートデーが必要ない人もいて、体重が緩やかであっても確実に減少している場合、もしくは太ったり痩せたりを繰り返しているときには必要ありません。
停滞期が長続きし、体重の増減がほぼなくなったときにだけ、チートデーは必要となります。
正しいチートデーの過ごし方
チートデーの過ごし方を間違えると、暴飲暴食に走るきっかけになったり、ダイエットを止めてしまうきっかけになったりなどするため、必要ないとの声もあります。
ただ、正しいチートデーを過ごすことができれば、体重も減りやすくなるので行うメリットも大きいです。
もし、チートデーを活用したいなら、以下をチェックしてみてください。
①チートデーは停滞期にしか必要ない
まず、チートデーが必要な人は、ダイエット中にも関わらず、体重が全く減らなくなった人限定です。
最初のうちのダイエットは体重がどんどん落ちていくこともありますが、この期間にわざわざチートデーを作って、カロリーを溜めこむ必要はありません。
なので、ある程度体重が落ちてきて、停滞期に入ってから行うようにしてください。
②1日のみに限定
チートデーを行うのは1日だけと限定してください。
ストレスを発散するためにも効果的なチートデーですが、2日、3日とずるずると伸びてしまうと、ダイエットのリバウンドが起こり効果はありません。
チートデーは、体を飢餓状態から通常に戻す日なので、食事も一定のカロリーまでに抑えることが必要です。
③摂取カロリーに注意
チートデーは体をだますために行うので、体重×40~45Kcalを目安にして食べるのがポイントです。
摂取カロリーが少なすぎると飢餓状態を脱出できませんし、多すぎればそれだけ脂肪に変わります。
摂取カロリーにだけ注意すれば、自分の好きなものを食べても大丈夫です。
普段食べられないケーキなども食べて、ストレスを発散し、ダイエットのモチベーションを上げてみましょう!
④チートデーの理想的な頻度は?
チートデーの頻度は体重の増減によりますが、一般的には1週間ごと、もしくは2週間ごととされます。
もしチートデーを実施したら、その後もこまめに体重計に乗ってみて、減少していればそのままダイエットを続けてください。
くれぐれも食べすぎた日をチートデーにするなど、計画性のないチートデーを過ごさないようにしましょう。
しっかりと決めて行わないと、チートデーはただの食べすぎる日に変化してしまいます。
チートデーは停滞期を脱するために必要
それでは、チートデーは必要ないとされる理由や正しいチートデーの過ごし方などご紹介してみました。
チートデーはダイエットをする上で必ずしも必要ではなく、停滞期が長く続いた人向けです。
また、チートデーが必要になるのは食事制限だけでダイエットをしている方で、毎日筋トレなどの運動をしていれば、停滞期が短くて済むようになります。
ただ、チートデーは正しく行えば、ダイエットも成功するきっかけとなるので、なぜチートデーが必要なのか理由を知っておいてくださいね。