グルテンフリーはダイエット食ではない？

こんにちは。トレーズです。
最近グルテンフリーの食事が話題になってますね。
でも、勘違いされてる方も多いんですが、グルテンフリーはダイエット食ではないんです。

ただ、グルテンフリーの食事にすると、小麦などの糖質を食べなくても済むので、糖質制限ダイエットと似たような効果があると錯覚されることも多いです。

今回は、グルテンフリーの食事が健康にも良いといわれる理由やダイエットにも使える理由、便秘になるというのは本当なのか？などご紹介します！＾＾

グルテンフリーは元々アレルギー対策の食事療法
1. グルテンフリーの食事でNGなものはなに？
グルテンフリーは健康に被害を及ぼす可能性もある？
グルテンフリーで大麦は食べても大丈夫？避けるべき？
グルテンフリーにダイエット効果はない

グルテンフリーは元々アレルギー対策の食事療法

グルテンフリーの食事は、糖質制限ダイエットに似ているので勘違いされやすいですが、元々がダイエット用の食事ではなく、グルテンアレルギー(セリアック病)のために考え出された食事療法の一つです。

グルテンアレルギーの患者は日本には少ないですが、海外では多くの人が患っている症状で、最近では小麦粉アレルギーの表示がありますが、昔はどの食べ物に小麦粉が使われているのかを知ることが難しく、そのせいか実際の羅患数はわからないのが正直なところです。

グルテンという言葉は、そもそもラテン語で、小麦や大麦に含まれるタンパク質の混合物を指す言葉。
いわば添加物の一種なので、もしグルテンフリーの食事を意識すると、かなり食べ物の種類は制限されることになります。

例えば、以下の食べ物などはグルテンフリーの食事で使うことができません。

グルテンフリーの食事でNGなものはなに？

グルテンフリーの食事では、NGとなっているのは食べ物に限りません。
え？これもダメなの？と思われるかもしれませんが、小麦って意外といろいろな食べ物や化粧品などに含まれているんです！

マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシング、照り焼きソースなどの調味料
ソーセージ、ハムなどの加工肉
プロセスチーズ、ブルーチーズ
インスタントスープ
アイスクリーム
ケーキや焼き菓子など
化粧品
医薬品
リップクリーム
シャンプー

引用元：Yahoo！知恵袋

食べ物は何となくわかるとしても、医薬品までアレルギーがあるのは大変ですよね。
特に、シャンプーにグルテンが含まれているのは、知らない方も多いのではないでしょうか？

グルテンフリーは健康に被害を及ぼす可能性もある？

グルテンフリーは、何度も言うようですが、ダイエットのための食事療法ではなく、小麦アレルギーの人に向けた食事療法です。
なので、健康な人が過剰にグルテンをカットしてしまうと、健康に悪い影響が出る可能性もあります。

菜食主義者やビーガンの方などは、かなり食べ物が制限されてしまいますし、小麦などのグルテンに含まれている栄養が体に必須な場合もあります。

中には花粉症が治ると勘違いされてる方もいますが、グルテンフリーと花粉症には接点はありません。

もし花粉症に効くとしたら、じゃばら果皮に多く含まれるナルリチンが有効とされています。
実際に、花粉パウダーという米ぬかとじゃばら果皮をブレンドした食品をとった方が花粉症や気管支ぜんそくの症状が治まった方もいるようです。

また、逆にグルテンフリーにしたことで、便秘になったという方もいらっしゃいますが、グルテンフリーの食事をするついでに、食物繊維の量が減り、それが便秘の原因として考えられます。
食べ物の中から、グルテンフリーの食材を見つけるのは大変ですし、グルテンを避けてもダイエット効果が得られるわけではありません。

ただ、グルテンフリーの食事にすることで、パンなどの糖質を避ける食事になり、それがたまたまダイエットにつながる可能性はあります。
なので、グルテンフリーはアレルギーがない人には必要ないもので、ダイエット効果が得られるというわけではないんですね。