糖質が高いとされる野菜でダイエットできる?
こんにちは。トレーズです。
にんじんジュースダイエットの記事で、にんじんは糖質が高いとご紹介しましたが、同じように若干糖質が高いとされる、じゃがいもや玉ねぎでダイエットができるのかは気になる所。
今回は、じゃがいも・にんじん・玉ねぎでダイエットはできるのか?などの疑問の解決策とどれも使うことが多いカレーはダイエット効果があるのかなど、ご紹介します!^^
じゃがいも・にんじん・玉ねぎはダイエット向き?
それでは、じゃがいも・にんじん・玉ねぎはダイエット向きなのかをご紹介します。
特に、カレーライスやシチューなどには、どの野菜も入れることが多いですよね?
結論から言ってしまいますと、じゃがいも・にんじん・玉ねぎはダイエット向きではありません。
特に、糖質制限ダイエットをされている方は、できるだけ避けた方が良いです。
もちろん、じゃがいもやにんじん、玉ねぎ自体にはダイエット効果はありますが、問題になるのはやはり糖質です。
糖質とひとくちに言っても、糖には単糖類と多糖類があります。
フルーツには果糖があり、じゃがいもにはブドウ糖が含まれていて、こちらは単糖類です。
一方、砂糖、ご飯などの炭水化物、グリコーゲンは二糖類と呼ばれます。
血糖値を急激に上げる=インシュリンの過剰分泌になるのは、このうち二糖類の方なので、小麦粉やバター、砂糖などから作られるケーキなどの洋菓子よりも、果物を使ったゼリーがダイエット向きと言われるのはそのためです。
また、カレーやシチューなども野菜が沢山取れるので、一見ダイエットにも良さそうに見えますが、カレールーやシチュールーには、添加物も多く、砂糖以外の色々な食材が含まれており、これがカロリーも高くしてしまいます。
もしカレーで少しでもカロリーを低くしたいなら、肉の代わりに板麩を使うなどすれば、糖質は別として、カロリーはオフにできるのでおすすめです。
シチューもカロリーを低くしたいなら、ルーを使わず、コンソメスープなどにしてカロリーを低くするようにすればOKです。
カレーは糖質だらけ?
カレーにどれくらい糖質が含まれているのかを見てみると、内訳はこんな感じになります。
- 白飯:200gで73g
- じゃがいも(大1個):約100gに16g
- にんじん(1本):約100gで6.4g
- たまねぎ(1/2個):約100gで7g
- カレールー:30gで約10g
- 牛肩ロース肉:100gで0.2g
となり、糖質を簡単に合計すると、112.6も糖質が取れてしまう計算です。
一番軽い糖質制限では、1日の糖質摂取目安量が120g~170gなので、カレーを1杯食べるだけで、軽く一日の糖質を取ってしまいます。
でも糖質が多いとわかっていても、ダイエット中にどうしてもカレーが食べたくなることもあると思います。
禁じられているからこそ、食べたくなるという感じですね。
その時には、食べる時間帯を夜にしないで、朝に食べるようにすればOKです。
一日で一番カロリー消費が多い朝にカレーを食べれば、仕事内容などにもよりますが、体に残りづらい時間帯ですし、カレーに含まれるスパイスで刺激が出て、活発に動けるようになることも。
なので、カレーやシチューは朝に食べるようにすれば、カロリーの面でも糖質の面でも、脂肪として付きにくくなります。
じゃがいも・にんじん・玉ねぎは、食べ方によっては、ダイエット向きとまでいかなくても、一切シャットアウトなんてしなくても良いということです。
じゃがいも・にんじん・玉ねぎのおすすめレシピ
それでは、じゃがいも・にんじん・玉ねぎを使ったおすすめレシピもご紹介しますね。
その中でも、ダイエットに向いていると思われるレシピを3選してご紹介します!
①ポトフ
画像引用元:楽天レシピ
【材料:4人分】
じゃがいも…3~4個 | キャベツ…1/4玉 | 玉ねぎ…1個 |
人参…1本 | ウィンナー…6本~お好みで | ★固形コンソメ…3個 |
★鶏がらスープの素…大1 | パセリ…お好みで |
【作り方】
- 鍋に水を入れ火にかけます。
- じゃがいもの皮を剥き大きめに切り、鍋に入れます。
(時短したいならじゃがいもを切ったら、レンジで加熱すればOK) - ニンジンは、皮を剥いて薄めに切ります。
- タマネギは、皮をむいて太めに切ります。
- キャベツは、大きめにザク切りにしましょう。
- 2と3を鍋に入れ、煮込みます。
- 野菜が柔らかくなったら、★を入れましょう。
- 味が整ったらウィンナーを入れ、3分煮込みます。
- ウィンナーは軽く切れ込みを入れて下さい。
- 完成です。
コンソメスープにすることで、野菜もたくさん取りながら、低カロリーで満足することができます。
じゃがいも・にんじん・玉ねぎは、スープにするとダイエット向きになりますよー。
②じゃがいもの小判焼き
画像引用元:FYTTE
【材料:4人分】
じゃがいも…5個 | にんじん…1/4本 | 玉ねぎ…中1/2個 |
ピーマン…1個 | ベーコン…3枚 | トマト…2個 |
レタス…適量 | 塩コショウ…少々 |
【作り方】
- じゃがいもは蒸して皮をむき、全体がしっかりとなじむようにつぶします。
- にんじん、タマネギ、ピーマンはみじん切りにしておきましょう。
- ベーコンは3mm角くらいに切ります。
- フライパンを熱して3を炒め、2を加えてさらに炒めます。
- ボウルに1と4を入れ、塩、こしょうを加えてよく混ぜ合わせましょう。
- 5を8等分に分け、小判型にします。
- フライパンに油(分量外)をひき、6を両面に焦げ目がつく程度に焼きます。
- 皿に7を盛り付け、くし形に切ったトマト、ちぎったレタスを添えて出来上がりです。
こちらは、見た目がハンバーグっぽいのに、低カロリーなので、ダイエット向きのレシピです。
じゃがいも・にんじん・玉ねぎを使うなら、他の具材でカロリーや糖質を抑えてみてください。
③コロコロ野菜のスープ
画像引用元:レタスクラブ
【材料:2人分】
にんじん…1/2本 | じゃがいも…1個 | 大根…2cm |
玉ねぎ…1/4個 | マッシュルーム…2個 | 固形スープの素…1/2個 |
塩コショウ…少々 |
【作り方】
- にんじん、じゃがいも、大根は2cm角に切ります。
- 玉ねぎは2cm四方に切り、マッシュルームは石づきを除いて四つ割りにしましょう。
- すべて鍋に入れて水2カップ、固形スープの素も加えて火にかけます。
- 煮立ったらアクを取り、ふたをして弱火にして約12分煮ましょう。
- 野菜がやわらかくなったら、塩、こしょうで味をととのえて完成です。
やはりダイエットにじゃがいも・にんじん・玉ねぎを使うなら、スープがおすすめです。
腹持ちも良いですし、シンプルな味付けにすれば、血糖値が急激に上がるのもある程度防げます。
根菜がダイエット向きでないとしても、じゃがいも・にんじん・玉ねぎには魅力的な栄養価も豊富なので、糖質制限中だからとカットせず、低カロリーになるように調整してみてください。
ダイエットは糖質も大切ですが、カロリーや栄養バランスも大切なので、糖質だけを見て食べないように工夫が必要です。
じゃがいも・にんじん・玉ねぎは食べ方次第
それでは、じゃがいも・にんじん・玉ねぎはダイエット向きでないと言われる理由や、ダイエット中のおすすめレシピなどをご紹介してみました。
根菜は基本的にはダイエット向きではありませんが、栄養価も高く、一切カットするのはもったいないです。
低カロリーに抑えつつ、上手に栄養価を手に入れて、健康的に痩せてみましょう。
記事が参考になりましたら嬉しいです!^^