酢でダイエットしようと考えている方の中には、人気のあるリンゴ酢と黒酢のどちらがいいかと迷ったことがあると思います。
どちらを選ぶかは、味の好みなどもあると思いますが、飲みやすさだけでなく、ダイエット効果がある方をできれば続けたいですよね。
リンゴ酢の方が飲みやすいようにも感じますが、やはり個人差があると思います。
今回は、リンゴ酢と黒酢のどちらがダイエット向きなのか比較してみました!
リンゴ酢と黒酢のどちらがダイエット向き?
リンゴ酢と黒酢をダイエットに使うなら、どちらにどんな成分や効能があるのかが気になる所です。
リンゴ酢と黒酢には、どちらも「血圧を下げる効果」「中性脂肪を減らす効果」「便秘の改善効果」「疲労回復効果」「血糖値の急上昇を抑える効果」などが期待できます。
では、リンゴ酢と黒酢には成分などでどのような違いがあるのかも以下に見ていきましょう。
リンゴ酢と黒酢の成分の違い
まず、健康効果の違いから見てみると、りんご酢も黒酢もどちらも酢酸がベースなので大きな違いはありません。
ちなみに、酢酸は酢に一般的に含まれている酸っぱみの成分で、体内に入るとクエン酸に変化し、疲労回復にも役立つと言います。
他にも、上記で書いたように血圧を下げる、血糖値の急激な上昇を下げるなど、健康効果も高いのが酢酸としての成分です。
黒酢は穀物を原料とするのでアミノ酸が他の酢よりも多めですが、一方リンゴ酢は、果物由来なのでアミノ酸がほとんど含まれていないのが大きな違いです。
リンゴ酢の主な原料
リンゴ酢は名前からもわかる通り、主な原材料はりんごです。
リンゴの果汁をアルコール発酵と酢酸発酵の2段階で発酵させ、さらに熟成させた果実酢をりんご酢と呼びます。
また、りんご酢は純りんご酢やリンゴ酢ドリンクがありますが、種類によって差はあるものの、リンゴの搾汁が果実酢1リットルにつき、300g以上も含まれているタイプもあります。
さっぱりとしてフルーティさを感じる味にファンも多く、りんご酢に含まれるりんご酸には、疲労回復や皮膚の古い角質を除去する効能があるとも言われ、ファンの中にはりんご酢で洗顔するかたもいらっしゃるそうです。
黒酢の主な原料
黒酢は、玄米や大麦をベースに作られた琥珀色の酢です。
黒酢と呼ばれるには条件があり、その条件は「穀物酢1リットルにつき180g以上の精米していない米、もしくは大麦を使用しており、熟成により着色がされていること」となっています。
一般的には発酵時間が長いほど、色も濃くなると言われていますが、コクがありまろやかな酸味にファンも多いです。
また、調味料にも使いやすいのが特徴で、黒酢豚なんて言うのも一時期ブームになりました。
リンゴ酢と黒酢を同時に取りたいなら?
リンゴ酢と黒酢の違いが分かったところで、それでもどちらにするか悩んでいる方には、ミツカンのリンゴ黒酢ドリンクがおすすめです。
リンゴ黒酢にはストレートと希釈タイプがあるので、薄めて少しずつ飲みたい方は希釈タイプを選んでみてください。
ただ、どの酢ダイエットにも言えることですが、酢は酢酸の一種なので、空腹時に飲むと胃腸が荒れる可能性がありますし、飲みすぎると逆効果になるので注意してみてください。
リンゴ酢も黒酢もダイエット効果は同じ? まとめ
それでは、リンゴ酢と黒酢のどちらがダイエット向きなのかや、リンゴ酢と黒酢の違いなどご紹介してみました。
リンゴ酢も黒酢も成分自体に大きな違いはなく、強いて違いを挙げるとすれば、黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれている点は違いと言えます。
ただ、飲みやすくないと続けられないので、ダイエット向きはどちらかと言えば、りんご酢の方かもしれません。
成分や効果には大きな違いはないですし、どちらを選ぶかで迷ったら両方が含まれているドリンクも試してみるなど、自分にあった酢を選んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!