こんにちは。トレーズです。
糖質制限ダイエットがあるように、糖質を取り過ぎると弊害が多くでるそうですね。
糖質を控えるのは現代の食事では難しい面もありますが、糖質の取り過ぎで起こるさまざまな弊害を考えれば、取り過ぎには注意が必要です。
では、糖質を取り過ぎるとどんなリスクを抱えるのか、また、糖質はどれくらいだと取り過ぎになるのでしょうか?
ということで、今回は糖質の取り過ぎで気を付けたいことをご紹介します!
糖質の取り過ぎで気を付けたいこと
糖質の取り過ぎには十分注意したい所ですが、では、糖質ってどれくらいだと取り過ぎになるかと言えば、「1日に必要なエネルギー量」の65%を超えると取りすぎと言われています。
もっと具体的に言うと、体重が50Kgの女性で普段運動をしない人は、約1643kcalが一日に必要なエネルギーとされ、糖質268g以上(1072Kcal相当)が取り過ぎと言われます。
糖質を取り過ぎていないかチェック
糖質を取り過ぎてしまったかどうかは、以下の項目からもチェックできます。
もし、以下の症状が現れたら、糖質の取り過ぎを疑ってみてください。
- 強い倦怠感がある
- 常にイライラしがち
- 強い空腹感がある
- 集中力や思考力が低下したと感じる
- 日中に強い眠気に襲われる
- 意味もなく不安感にさいなまれる
もし、普段の生活でどれかに当てはまる場合は、もしかしたら糖質の取りすぎかもしれません。
また、このほかにも、糖質の取り過ぎは体重増加につながる可能性大です。
これは、糖質を取り過ぎると、食後に血糖値が急激に上がりますが、急激な血糖値の上昇が起こると、体内からインスリンが大量に分泌されるためです。
そのため、糖質を取り過ぎるとインスリンが分泌されてしまい、より太りやすい体にと変化します。
ちなみに、この現象は「血糖値スパイク」なんて呼ばれていて、インスリンによる急激な低血糖状態を指す言葉です。
糖質を取り過ぎるとリスクも大きい
糖質の取り過ぎは、逆に低血糖になる可能性が高いと書きましたが、それ以外にも多くのリスクを抱えています。
以下に、糖質の取り過ぎにはどんなリスクがあるのかなどご紹介します。
①肥満になりやすくなる
糖質を取り過ぎると、エネルギーとして使われなかった分が体脂肪として体に蓄積されていきます。
もし、普段から運動をしないで糖質を取り過ぎれば、消費カロリーも少ないので、身体に脂肪がたまりやすく、結果肥満などの原因になります。
とはいえ、毎日運動していたとしても、糖質を取り過ぎた分を消費出来るとは限りません。
なので、運動しているかどうかに関わらず、糖質は控えるのが肥満を防ぐ対策の1つです。
②認知症にかかりやすくなる
糖質を取り過ぎると分泌されるインスリンというホルモンは、体内の酵素なども使われます。
酵素が足りないと、「アミロイドベータ」と呼ばれる脳の働きを悪くしてしまう物質の分解がされにくくなり、認知症にもかかりやすくなると言われています。
インスリンは、過剰分泌されると良いことはないので、年齢を重ねるごとに取り過ぎが重くのしかかってくるので気を付けましょう。
③糖尿病にかかりやすくなる
糖質を取り過ぎると、インスリンが分泌されますが、過剰摂取を繰り返すと、このインスリンの働きに異常が現れる可能性があります。
糖尿病はかかってしまうと治すのは困難となりますので、まずは、日常生活で糖質を取り過ぎないようにしてみてください。
④老化が進行する
糖質を取り過ぎると、体内にある余分な糖質とタンパク質が結び付き、AGEs(最終糖化生成物)と呼ばれる物質が増えてしまいます。
まだはっきりとわかってはいませんが、このAGEsは、身体の老化を進行させてしまうなんて言われているんですね。
また、AGEsが細胞内に取り込まれることで、正常に細胞を維持できなくなり、免疫力も低下すると言われています。
免疫力が下がれば、風邪などの病気にもかかりやすくなりますし、年を取ってからの病気は治りにくいので、普段の糖質は控えるのがおすすめです。
糖質はある程度制限した方がいい
それでは、糖質の取りすぎはどの程度なのかや、糖質の取り過ぎで抱えるリスクなどご紹介してみました。
糖質の取り過ぎはさまざまなリスクがありますが、とくに糖尿病にかからないように注意が必要です。
糖尿病に一度なってしまうと、完治は難しいとされていますし、糖尿病がきっかけで心筋梗塞などが起こりやすくなると考えると、安易に考えるのは良くありません。
ぜひ、糖質の取り過ぎに注意して、太りやすい体から脱却してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!