こんにちは。トレーズです。
私は冬でも腹巻やスパッツなどを履かないのですが、腹巻きって実はノロウイルス予防にも効果があるとされています。
今回は、感染性胃腸炎をも防げるといわれる腹巻きの効果などご紹介します!
腹巻きはノロウイルスの予防になる?
2022年は、オミクロン株の感染拡大による被害もニュースになっていますが、冬はコロナだけでなく、ノロウイルスが原因で起こる感染性胃腸炎も無視できません。
なぜ、腹巻きが感染性胃腸炎の予防になるかといえば、体温のアップが免疫力向上につながるからです。
免疫力が上がれば、ほかの病気にもかかりにくくなりますし、腹巻きでお腹を温めるのは体内温度の保持にも役立ちますよね。
以下に、腹巻きがなぜ免疫力を高めてくれるのかなど詳しくご紹介します。
腹巻きでなぜ免疫力が上がるの?
同じ状態に置かれていたとしても、感染症にかかるかどうかは差があります。
それは人によって免疫力に差があるからで、腸が冷えるのを防ぐには、温かい飲み物や腹巻きが良いと言われます。
腸内には、免疫の働きをする細胞、侵入者である細菌・ウイルスと直接戦うタンパク質=腸管免疫力の割合が6割程度あります。
この腸管免疫力は、腸内の温度が36℃を下回ると低下してしまい、免疫力が下がります。
冬には、インフルエンザだけでなく、ノロウイルスも活発化する時期なので、ウイルスのついた食物から感染する「食中毒タイプ」、空気中のウイルスを吸うことで感染する「空気感染タイプ」も深刻になる時期です。
感染症のかかりやすさは、免疫力が強く影響するので、腹巻きは理に適う防御法と言えます。
腸内の温度に免疫力は本当に影響するの?
腸内の温度が上がると免疫力が上がるというのは、実は医学的な根拠はありません。
ただ、それは西洋医学による見識で、東洋医学では昔から胃腸の冷えが免疫力にも影響すると言われています。
また、西洋医学からみても、低体温療法を施術すると、感染症にかかりやすくなると昔から言われていることです。
体の免疫機能は、腸内などの深部体温が37度前後のとき、一番活発になるため、医学的根拠がなかったとしても、腹巻きや温かい飲み物を冬場に飲んだりするのはちゃんと意味があると言えます。
腹巻きが本当に感染性胃腸炎予防になるの?
腹巻きが直接的に感染性胃腸炎を予防できるかどうかは、まだ医学的根拠はありません。
ただ、腹巻きが腸を温めることで、免疫力がアップし、ノロウイルスなどの予防になる可能性はあります。
もし腹巻きを着けるのに抵抗がある方は、コールドよりもホットドリンクを飲むようにすれば、同じように免疫力のアップにつながるので、積極的に取るのもポイントです。
最近は、おしゃれな腹巻きも増えているので、女性でも着けやすくなっています。
年寄り臭いからと腹巻きを着けないで寒さに震えるよりは、簡単に装着できる腹巻きをぜひ利用してみてください。
腹巻きは癖になる?
腹巻きは手っ取り早く体内の温度を上げられますが、中には取り外したときに腹痛や下痢を起こす人=癖になる人は確かにいます。
腹巻きも最近では、薄手の吸湿発熱繊維を使うなどして、装着後のお腹周りを気にしないですむ製品も増えています。
もし毎年インフルエンザにかかるなど免疫力が低下している方は、ぜひおしゃれな腹巻きで、まず感染症にかかりにくい体を作ってみてください。
腹巻きと免疫力の関係性は否定できない
それでは、腹巻きがノロウイルスなどによる感染性胃腸炎を予防できるのかどうか、なぜ腹巻きがいいとされるのか理由などをご紹介してみました。
腹巻きは一昔前までは、年寄りが着けるものと言われていましたが、昨今では若い世代にも人気があります。
ぜひおしゃれな腹巻きを身につけて、腸内の温度を上げて、まず免疫力をつけてみましょう。
免疫力が上がる可能性もあり、体も温まるなら、腹巻きは敬遠されずに済むかもしれませんね。^^